「2019年3月25日に掲載された公益社団法人日本農芸化学会の『多様な乳酸菌抗菌ペプチドの探索とその可能性乳酸菌による「魔法の弾丸」の創出』に、『多種多様な抗菌ペプチドの中でも、細菌がリボソーム上で一般のタンパク質と同様に生合成する抗菌ペプチドは、バクテリオシンと総称される.特に、食品とのかかわりが深く、安全性が高いと考えられる乳酸菌由来のバクテリオシンは、安全・安心な抗菌物質として広く探索され、有効利用に向けた検討が行われてきた』という記載があります。」

「『抗菌ペプチド』と言いますと?」と町会長。

「ヤクルト中央研究所の『健康用語の基礎知識』の『抗菌ペプチド』に、『抗菌ペプチドとは、名前から想像できるように「菌に抗(あらが)うペプチド」のことを指します。抗菌ペプチドは、タンパク質の最小単位であるアミノ酸が約十~数十個連なって形成されており、我々ヒトを含めた哺乳類や植物、昆虫などあらゆる多細胞生物に菌と戦うための生体防御の機能として備わっている物質です。ペニシリンに代表される抗生物質が菌のDNA合成を阻害したり、タンパク質の生成を阻害したりするのに対し、抗菌ペプチドは菌の細胞膜を直接攻撃することで殺菌作用を発揮します。その作用は、抗生物質のような耐性菌を生み出しにくいことから、有用性が着目されています』という説明があります。」

「抗菌ペプチドは、細菌の細胞膜を直接攻撃するのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それで、耐性菌ができにくいのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「そして、細菌が生合成する抗菌ペプチドが『バクテリオシン』と呼ばれるのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「乳酸菌由来のバクテリオシンは、安全・安心な抗菌物質として広く探索され、有効利用に向けた検討が行われてきているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。日本乳酸菌学会誌の『乳酸菌バクテリオシン-戦略的な探索・発見・活用とゼロエミッション PJ まで-』に、『乳酸菌バクテリオシンは、主にグラム陽性菌の生育を阻害し、発酵食品の保存性の向上に寄与していると考えられている。また、一般的な抗菌物質と比べて低濃度で高い活性を示す一方、ヒトの体内の消化酵素等で容易に分解されるため、耐性菌を誘導しにくく、安全・安心な抗菌剤として、食品保存をはじめ、医療や畜産分野などの多様な用途への利用が期待されている』という記載があります。」

「『一般的な抗菌物質と比べて低濃度で高い活性を示す』ということは、味噌汁の中で生味噌に入っている乳酸菌が増殖して酸っぱくなれば、乳酸菌バクテリオシンがセレウス菌が増殖するのを抑えるということになるのですか」と町会長。

「原理的には、そういうことです。また、僕の経験でも、そう思えるのですが、セレウス菌や乳酸菌バクテリオシンを目で確認するのが難しいので、実際に酸っぱい味噌汁を作ろうとすると、加熱や味噌を入れるタイミングが難しいかも知れません。」

「それでは、セレウス菌対策は、どのようにしているのですか」と町会長。

2021/9/9

<それじゃあどうする43>
米国がコーラやフォスファチジルセリンのような医薬品を輸出規制しないのは、米国人が『人間は神の下に平等』だと信じているからだ。

民主主義は衆愚政治と言われるが、『人間は神の下に平等』だというキリスト教的信条を現実の社会の中で具体化したもので、他の政治体制と比べると平等感にあふれる政治体制だ。

しかし、米国の国民の貧富の差は大きい。『人間は神の下に平等』だというキリスト教的信条が実現していない側面だとも言える。

しかし、米国人は金持ちになるチャンスは誰にでもあり、チャンスは平等でなければならないと考えている。米国がコーラやフォスファチジルセリンの輸出規制をしないのは、全世界の人間がコーラによって頭が良くなり金持ちになるチャンスを持たなければならないと考えているからだ。実際、コーラは貧乏人ががぶ飲みできるほど安い。誰にも金持ちになるチャンスはあるのだ。<終わり>

※臂臑の硬結が緩み、気が流れると、ピノキオ化はわずかながら改善している。脳の機能もわずかながら改善していると思われる。しかしながら、後期高齢者は脳細胞数が極端に少なくなっているためか、以前のように走れる状態にはなっていない。

2024/8/23